ブルーベリーってどんなモノ?

 ブルーベリーというと、ジャムやお菓子などの加工品として見かけることが多く、最近ではその効能を期待してサプリメントとしての利用も盛んになりました。ブルーベリーの先進地域である欧米では生の粒のまま食べたり、ケーキなどに飾るフルーツとしての人気も高い果実です。さらにブルーベリーは果実だけでなく、可愛らしい花、秋の紅葉などを観賞用としても楽しめます。病害虫も少なく無農薬で栽培をする人も少なくありません。ブルーベリーは果実収穫用としての栽培だけではなく、収穫を楽しんで体験する観光農園などでも人気があります。ブルーベリーは様々な楽しみ方のできる園芸果樹なのです。

ブルーベリーの種類

ブルーベリー「おおつぶ星」 群馬県が育成したブルーベリーです。
酸味が強く、多汁で濃厚な食感が特徴。
果実の大きさは大きく2.0g。
室温で7日間もちます。

収穫時期は7月上旬〜下旬頃。
ブルーベリー「あまつぶ星」 群馬県が育成したブルーベリーです。
甘口で食べやすいのが特徴。
果実の大きさは1.9g。
室温で3日間もちます。
収穫時期は7月中旬〜8月上旬。


品  種 期  間 品  種 期  間
コリンズ 6月下旬〜7月上旬 コビル 7月中旬〜7月下旬
ウェイマス 6月下旬〜7月上旬 ジャージ 7月中旬〜7月下旬
スパーダンクロー 7月中旬 デキシ 7月中旬〜7月下旬
ブルーレイ 7月上旬〜7月中旬 バークレー 7月中旬
ブルークロップ 7月いっぱい グローネス 7月中旬


※ブルーベリー狩りの料金については
入園料 一人300円
持ち帰り 100g 150円より

となっております。

ブルーベリーの系統

ブルーベリーは主に、ハイブッシュ、ラビットアイ、ローブッシュの3系統に分けられます。

【ハイブッシュ系】 木丈1〜2m程度と管理のしやすい大きさ。酸性土壌を必要とされ、果実の品質が良く、大きさ、食味の良さから観光農園などで生食用としての栽培も盛ん。(ハイブッシュはさらに、北部ハイブッシュ・南部ハイブッシュ・半樹高ハイブッシュなどに細分化されます。)
【ラビットアイ系】 木丈1〜3m程度で木の勢いもよい。ハイブッシュと比べると土壌条件の適応範囲が広くなり、夏の高温や乾燥に強く主に暖地で栽培が盛ん。果実の生産性はよいがハイブッシュと比較して一般的に果実が小さく、加工用、生食用などに広く使われる。
【ローブッシュ系】 木丈15〜16cm程度で地を這うような生育。北アメリカの野生種。加工用が主で、国内での生産はあまり進んでいない。

ブルーベリーの効能

ブルーベリーには目にとても良い成分や抗酸化作用が
あるといわれています。ここで紹介したいと思います。

●目にとても良い
私たちの目の網膜にはロドプシンというモノを見るうえでとても重要な物質があり、ブルーベリーに含まれるアントシアニン色素は、このロドプシンの再合成を活性化する働きがあると言われ、目を酷使する現代人の強い見方となってくれるのです。また、アントシアニンはポリフェノールの一種で特に皮の部分に多く含まれています。


●抗酸化作用がある
ガンや脳卒中など生活習慣病(成人病)をおこす引き金になる活性酸素の発生を抑える働きがあります。


ジャムにしてパンにつけたり
凍らせて暑いときに食べると最高ですよ!



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